Bebop 12 key 練習導入 Flow 状態の発展 ルーティン化の手伝い

まずはこちらDonna Leeの12キー譜面よりキーC ドナリー
ジャズは譜面を見ない方がいいです。断然良い。けどこれは譜面を見ずに適当にやると物凄い時間がかかります。譜面見ても難しいので結局覚えるまでやります。
暗記ゲームです。毎日ちょっとずつやります。できる様になっても忘れるので多分一生できないんじゃないかなーと思います。
ただし、根性がつきます。
そして僕の尊敬する海外のギタリストが言っていました。Any key practice is the only jazz practice. いや、こんな感じで言ってた。文法とか怪しいんすけど、エニーキー練習しかない。ジャズの練習は。って言ってたんですね。
ドナリーでエニーキーができる様になったら他の曲のエニーキーは勝手に手が動くようになります。(ほんまかいな
2−5−1のフレーズを丁寧に覚えていくより、これやった方が時短です。タイパいいです。なぜならこの曲は、、、
マイルスがビバップを習得するためにチャーリーパーカーっぽいフレーズを並べて作ったエチュードだからです(私の勝手な妄想です)
なので、コンファメーションより幾分か優しいです。ビバップ的なラインはありますがリズムがちょっと削ぎ落とされているかなという印象です(何様やねん)
完全にコンファメーションよりドナリーの方が簡単です。
いつか出来ます。何よりこの練習のいいところはサークルオブ5th(4度ずつ考えた方が都合良い事多いけどこの呼び方してます)一周するまで!!という目標を立てることができることです。
根性あるんやったらスケール練習の前にこれやったら?って感じっす。ビバップのラインが体にインストールされるでしょう。
なんならブランク明けのウォーミングアップとか、スケール練習よりもこの練習が一番効きます。自分の楽器のC調でやりましょう。思ってるより全然簡単。
いくつかの簡単なキーでできる様になったら
少し難しいキーアドリブをします。簡単なキーでできたからと言ってそのキーでアドリブが自然に出てくることがあまりないです。難しいキーで苦労して耳を研ぎ澄ました先。美味しいフレーズ待ってます。
テーマの次の音、次のフレーズのブロックを耳と頭で探す回路というのがアドリブを組み立てる回路に直結します。
Key B とかでちょっとフレーズが出てくる様になるともう止まりません。そこまでウォーミングアップするの時間かかりますけど、すぐにFlow状態に近づけます。なになにのコードに対して何度の音でーフレーズがーとかこの時考えない様にしましょう。難しい事やってるはずですが、頭はアホのまま。天才とアホは紙一重。天才とアホを自分の中に同居させます。自動生成はもうすぐそこです。
ルーティン化と言いました。それは僕も一緒に練習に付き合いますよという意味です。偉そうな事をここまでいってきましたが、僕もこのラインに立ち始めたのはここ数年です。きっかけはコロナ禍での練習でした。
他に何もする事なくなったんで突き詰めたんですが、今普通にライブができる環境が戻ってきて、明らかに現場も増えたし、好評をいただく事が増えました。効果はテキメンです。保証いたします。実際レッスンでもアドリブが出てこない生徒さんにこの要領お伝えしています。効果はすぐにあらわれます。
ルーティン化=一緒に頑張らせてくださいという話でした。笑
回路が出来てきたらめちゃくちゃ気持ちいいです。
これこそが音楽でしょう。インプロヴィゼーションでしょう。クリエイティブでしょう。
くらいのレベルですごい事達成感があると思います。ご興味ありましたらご一報お待ちしております。
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